1.はじめに
ΔΣAD変換は高精度でノイズに強い測定方式で,原理的にチップ化が容易(1bit変換器のため)で,
CPUに内蔵し易く安価であると言われている。但し,測定速度が遅く,制御用としては用いられず
低速の計測用として用いられる。
今回,機器組込み計測用として,マイコン内蔵のΔΣAD変換器を用い,直線性を評価した。
2.ΔΣADコンバータ仕様
RX21Aマイコン内蔵(ルネサス製)差動4ch,シングル3ch
RX21Aの差動入力端子の入力電圧範囲は±250mV,(差動で±500mV),シングルで±500mV以下
マイナス入力を可能にするため,CPU内部にプルアップ抵抗(≒200k)があり,
差動入力抵抗はP-Nで合わせる必要がある。
3.実験方法及び結果 |
実験回路 実験結果 |
4.結論 | |