◆概要
ULにおいてプラスチック材料の燃焼性試験には、熱線による発火性(電気エネルギーによる発火)を見る熱線発火性試験と試料にバーナの炎を接炎、その燃焼速度を見るバーナ炎発火性試験があります。
本装置は、熱線による発火性を試験するもので、試料にニクロム線を巻き規定電力を通電して、通電から発火までの時間を測定します。
この試験により、難燃性絶縁材料の自己消火性をみます。現在も太陽電池等用途が広がっております。
◆特徴
・UL746Aの試験が可能です。
燃焼部と電源部が分離されており、安全面、保守性も考慮されております。
燃焼部を換気装置のある場所に置くことが可能です。
・燃焼部は、空気の流れの影響を受けない構造です。
・燃焼用受皿が付属されております。
◆用途
・UL746A 自己消炎性に分類されるプラスチック材料の燃焼性評価。
・特殊ヒューズ用プラスチック材料の燃焼性評価。
・プラスチック材料の難燃化の開発、試験品質管理等。
◆仕様
図番 ・ 形名 | TS-EC0069 ・ TSC-71B |
電源 | AC100V,50/60Hz |
出力 | AC0~15V,10Amax |
電圧計 | 15V,1.5 級 |
電流計 | 10A,1.5 級 |
電力形 | 100W,1.5 級 |
※計時 | カウンター 1~9999 秒 |
電圧調整 | 手動 |
寸法 | W505×H320×D385 |
質量 | 26kg |
※ 計時は、燃焼時間用と発火時間用の2 個
記 燃焼室が必要な場合は、下記寸法になります。
W700×H1750×D585