TSL2シリーズ 耐熱クラス : F

■概要

インバータ/コンバータ等の開発分野において開発期間の短縮という市場のニーズに応える為、
基幹部品である高周波インダクタを標準品化し、短納期対応品として実現いたしました。
当社では ※JFEスーパーコア を使用し高効率化と低騒音を実現、さらに巻線も、高周波特性の良い平角縦巻を採用し、UPS、エアコン、太陽光発電システムなど 様々な機器に使用されています。
 ※JFEスーパーコアはJFEスチール(株) の商品名です。 
TSL2Tシリーズは製品在庫を保有しています。
現在の在庫状況は ←こちらをクリックしご確認下さい。

■特徴・用途

回路電流に重畳する高周波成分の除去や、磁気エネルギーを蓄積し、回路電圧の昇降を制御
する回路に主に使用されます。(例. インバータ・コンバータ)
使用されるインダクタンス値、電流値によって直列、並列と使い方を分けてご使用ください。
小型、軽量であり、研究・実験用途や、装置へ組込んでの使用にもお使いいただけます。
単相モータ模擬負荷としてもご使用いただいております。
三相モータ模擬負荷として3台使用し、Y結線することによりご使用いただけます。
伏せ型タイプも製作可能です。伏せ型は形名がTSL2Hになります。
水冷仕様でのアルミケース注入品にも別途、対応いたします。

・TSL2Tシリーズ

TSL2-50A-400UHAG_kousyuuha21

形 名 インダクタンス
(mH)
電流
(A)
耐電圧 外形寸法(mm) 取付寸法(mm) 質量
(kg)
外形図面
W H D Ws Ds
(推奨ピッチ)
Φ
TSL2T-7.5A-2mH 直列 2 7.5 AC2kV
/min
65 85 35 40±1 45 5 0.8 TR-AG1444
並列 0.5 15
TSL2T-15A-1mH 直列 1 15 AC2kV
/min
65 85 35 40±1 45 5 0.8 TR-AG1092
並列 0.25 30
TSL2T-25A-1.2mH 直列 1.2 25 AC3kV
/min
125 125 60 80±1 65 8 3.4 TR-AG1118
並列 0.3 50
TSL2T-50A-0.4mH 直列 0.4 50 AC3kV
/min
125 125 60 80±1 65 8 3.4 TR-AG1116
並列 0.1 100
TSL2T-50A-1mH 直列 1 50 AC3kV
/min
125 180 60 80±1 65 8 5.1 TR-AG1117
並列 0.25 100
TSL2T-70A-0.7mH 直列 0.7 70 AC3kV
/min
125 180 60 80±1 65 8 6.2 TR-AG1293
並列 0.17 140
TSL2T-75A-0.4mH 直列 0.4 75 AC3kV
/min
125 180 60 80±1 65 8 5.1 TR-AG1115
並列 0.1 150
TSL2T-100A-0.25mH 直列 0.25 100 AC3kV
/min
125 180 60 80±1 65 8 5.1 TR-AG1114
並列 0.06 200
TSL2T-100A-0.8mH 直列 0.8 100 AC3kV
/min
200 260 85 130±1 85 8 14 TR-AG1472
並列 0.2 200

※外形寸法は突起部を含まず。

 

・TSL2Hシリーズ

TSL2HB TSL2H-B TSL2HC TSL2H-C

sh100A

形 名 インダクタンス
(mH)
電流
(A)
耐電圧 外形寸法(mm) 取付寸法(mm) 質量(kg) 外形図面
MAX
W
W MAX
H
H MAX
D
D Ws Ds Φ
TSL2H-7.5A-2mH 直列 2 7.5 AC2kV
/min
110 86 58 45 84 74 68 64 5 0.9 TR-AG0133
並列 0.5 15
TSL2H-15A-1mH 直列 1 15 AC2kV
/min
110 86 58 45 84 74 68 64 5 0.9 TR-AG1294
並列 0.25 30
TSL2H-25A-1.2mH 直列 1.2 25 AC3kV
/min
167 164 80 63 140 125 142 80 8 3.5 TR-AG1295
並列 0.3 50
TSL2H-50A-0.4mH 直列 0.4 50 AC3kV
/min
167 164 80 63 140 125 142 80 8 3.5 TR-AG1296
並列 0.1 100
TSL2H-50A-1mH 直列 1 50 AC3kV
/min
220 215 90 63 150 125 195 80 8 5.2 TR-AG1297
並列 0.25 100
TSL2H-70A-0.7mH 直列 0.7 70 AC3kV
/min
220 215 90 63 150 125 195 80 8 6.2 TR-AG1298
並列 0.17 140
TSL2H-75A-0.4mH 直列 0.4 75 AC3kV
/min
220 215 90 63 150 125 195 80 8 5.2 TR-AG1299
並列 0.1 150
TSL2H-100A-0.25mH 直列 0.25 100 AC3kV
/min
220 215 90 63 150 125 195 80 8 5.2 TR-AG1300
並列 0.06 200

※外形寸法は突起部を含まず。

 

■TSL2Tシリーズの接続について

① まず、リアクトルの内部配線を行います。直列接続か並列接続かを選択して、下記の配線を行って下さい。
 ・ 直列接続:a-b端子を配線。
 ・ 並列接続:U-b端子とX-a端子を配線。

TSL-seriesTSL-parallel

            直列接続                            並列接続

② 次に、U・Xの端子を御使用になる負荷に接続して下さい。

※下図はリアクトル本体上部に貼りつけてあるラベル図です。
TSL2T-label
  ラベル下部に記載があるuaxbは、実際の製品の端子の配置順となります。
  端子側から見て、(上下になりますが)左から、U・a・X・bとなります。

■直流抵抗値

                                                  (at20℃)

形名 直流抵抗値(mΩ)
1コイル(mΩ) 並列時(mΩ) 直列時(mΩ)
TSL2T-15A-1mH 25.20 12.60 50.40
TSL2T-25A-1.2mH 8.25 4.12 16.50
TSL2T-50A-0.4mH 4.20 2.10 8.40
TSL2T-50A-1mH 9.20 4.60 19.00
TSL2T-70A-0.7mH 4.75 2.38 19.00
TSL2T-75A-0.4mH 3.75 1.88 7.50
TSL2T-100A-0.25mH 2.50 1.25 5.00

■直流重畳特性値

(1)直列接続 定格電流時
AG_kousyuuha3

(2)並列接続 定格電流時
AG_kousyuuha4

■温度上昇特性値

  測定環境:無風(自然空冷)  室温20℃
  測定条件: コイル直列接続   連続運転  印加電圧 400V/200V  周波数 10kHz/20kHz
  測定点:コイル側面

※印加電圧波形は下図に示す矩形波です 
dennatuhakei8

※電流波形は下図に示す直流+リップル(三角波)となります
hakei5

※下グラフ上昇温度について
 上昇温度(縦軸)は[測定時のリアクトル温度]-[測定時の周囲温度]を表しています。
 本シリーズの耐熱クラスはF種となっており、許容最高温度は155℃です。
 それ以下になるような温度環境にてご使用下さい。
 また、使用環境温度が高い場合は、風をあててご使用下さい。

(1)TSL2-25A-1.2mH 平均電流25A(定格)
25A-1.2

(2)TSL2-50A-1mH 平均電流50A(定格)
a50A-1

(3)TSL2-15A-1mH 平均電流15A(定格)
a15A-1

(4)TSL2-70A-0.7mH 平均電流70A(定格)
b70A-0.7

(5)TSL2-75A-0.4mH 平均電流75A(定格)
a75A-0.4

(6)TSL2-50A-0.4mH 平均電流50A(定格)
a50A-0.4

(7)TSL2-100A-0.25mH 平均電流100A(定格)
a100A-0.25

■風をあてた時の温度変化について
tsl2-fan2

TSL2シリーズの耐熱クラスはFとなっており、許容最高温度は155℃です。
風をあてることで、許容最高温度以内で連続使用する事が可能です。
下記データは、強制空冷時と自然空冷時の温度上昇値の変化をリアクトルのサイズ別に示した例です。
なお、試験時は右の写真に示すように、120mm角(最大風量60CFM)のFANを2個使用し、約50cmの距離から風をあてています。
測定点は風をあてていない側のコイル側面です。
許容最低温度は、結露がない環境で、0℃以上での使用可能です。

(1)小サイズ例 (W=65mm H=85mm D=35mm)
    試験リアクトル: TSL2-15A-1mH
    測定条件: 平均電流15A(定格)、印加電圧400V、周波数10kHz、リップル電流10A
            自然空冷 及び 強制空冷(風速2m/s)

    試験結果: 温度上昇値 自然空冷時 130K 強制空冷時 42K

15-1

(2)中サイズ例 (W=125mm H=125mm D=60mm)
    試験リアクトル: TSL2-50A-0.4mH
    測定条件: 平均電流50A(定格)、印加電圧400V、周波数10kHz、リップル電流22A
            自然空冷 及び 強制空冷(風速2m/s)

    試験結果: 温度上昇値 自然空冷時 126K 強制空冷時 39K

50-0-4

(3)大サイズ例 (W=125mm H=180mm D=60mm)
    試験リアクトル: TSL2-100A-0.25mH
    測定条件: 平均電流100A(定格)、印加電圧400V、周波数10kHz、リップル電流36A
            自然空冷 及び 強制空冷(風速2m/s)

    試験結果: 温度上昇値 自然空冷時 159K 強制空冷時 67K

100-0-25