◆概要
本装置は、銅バーにてユニット間を接続することにより増設が可能な模擬RL負荷装置です。
1ユニットの各相の負荷は『7mΩの抵抗負荷』と『20μHの誘導負荷』と
なっており最大4ユニットまで増設することが出来ます。
増設時には背面にある銅バーの接続を、繋ぎ変える事で切り替えが
可能です。
過温度異常検出用に接点が付いています。

右の写真は3ユニットです。
3ユニットの場合、銅バーにて各ユニットの出力と入力を繋ぎ変える事で
下記3パターンの負荷装置として使用が可能です。
①7mΩ、20μH
②14mΩ、40μH
③21mΩ、60μH
背面の接続方法に関しては、下部を参照ください。



◆仕様

一般仕様
名称 模擬RL負荷装置
図番 TS-EE0205
外形寸法 ユニット:W 432 × D 745 × H 448mm (最大4ユニットまで収納可能)
ラック:W 570 × D 775 × H 2200mm (突起部は含まず)4輪自在、前2個ストッパ付キャスタ
重量 1ユニット:約70kg
本体:約350kg
冷却方法 強制空冷
電気仕様
相線式 交流三相3線式
定格電圧 負荷部(1ユニット分):400V(線間)連続
制御部:単相100V
定格電流 300Arms(最大425A~2秒間)
抵抗負荷各相  7mΩ(抵抗+リアクトルの抵抗性分)
誘導負荷各相 20μH
周波数 50/60Hz

◆回路図


◆背面の接続方法