◆概要

本装置は、二次電池にカップリングコンデンサを介して台形波の電流を流し、電池の発C_ripple
熱等を調べる電源です。出力周波数は1kHz~30kHzまで可変でき、電流は3A~60Armsまで流せます。 又 RS-485による外部制御が可能です。

 ◆構成

C_ripple_2

カップリングコンデンサは、別置きになります。又 電池の仕様によりコンデンサボックスの大きさが異なります。

名称  二次電池用リップル重畳電源
図番  PS-HD0051
外形寸法    W350×H580×D500 (突起部は含んでおりません)
質量   50kg 
入力    電圧  3φ200V±10% 
入力容量 4.3kVA 
周波数  50/60Hz 
出力     電流  3~60Arms 実効値 定電流制御 
電圧 50Vmax 
周波数  1kHz~30kHz 
電流波形  台形波 負荷条件により変化いたします。 
  出力容量  3kVA 
操作  パネル 

電流  : 10回転ボリューム
周波数 : 10回転ボリューム

外部制御   RS-485 

リアクトル騒音試験C_ripple_3
 電源出力に、リアクトルを接続し高周波電流を流すとリアクトルの騒音試験が可能です。周波数を可変することにより、騒音の変化やレベルを調べられます。

【リアクトルの通電例】
 右図にリアクトルに印加された電圧・電流波形(50V,30A,5kHz)を示します。