◆概要
■ 本装置は、装置搭載状態に近い評価試験が可能で、回生機能を有しています。
■ 用途:インダクタの実使用状態での温度上昇、騒音試験用
インダクタの直流重畳測定用
■ 応用例:本試験器をベースにカスタマイズ設計することにより、以下の試験器としてもご使用いただけます。
①電解・フィルムコンデンサ評価試験用
②IGBT評価試験用
◆特徴
■ 昇圧チョッパー方式を採用している為、実際の装置搭載状態に近い評価試験が可能。
■ 回生機能を有している為、大容量の試験を少ない消費電力で実現。
■ 印加・昇圧電圧が自由に設定できる為、リップル電流の設定が容易。
※これにより、今まで実機に載せなくては評価出来なかった鉄損、温度上昇及び騒音の評価試験が実施可能に。
◆製作仕様例
図番 | TS-EF0113 |
印加電圧 | DC160V ~ 250V |
印加電流 | DC150A (連続) DC300A max (2sec) |
昇圧電圧 | DC330V ~ 700V |
周波数 | 10.0kHz ~ 20.0kHz (0.1kHz stepで可変可能) |
リップル電流 | 100A p-p以下 |
入力仕様 | 三相AC200V ± 10% 50/60Hz ※DC200V – 150A (30kW) / 500V 20kHzにて入力容量3kVA |
外形寸法 | W653 × D674 × H1376 (mm) ※インダクタ試験テーブル、吊りボルト及び突起部含まず。 |