定周波定電圧電源
CVFT-Dシリーズ リニアアンプ式
可変周波数可変電圧安定化電源装置です。
周波数基準に水晶振動子を採用し、位相制御ループ(PLL)によるシンセサイザー方式で、
出力周波数をデジタル設定できるほかP-ROMとD/Aコンバータ及びリニアアンプ方式により、
低歪率で安定した正弦波電圧を出力します。
本装置は、多様な電源環境における電子機器の評価用として使用されるものです。
標準在庫品もあります。在庫状況詳細は ←こちらをクリックしご確認下さい。
CVFT-Dシリ-ズの特長
- 操作部及び表示部をデジタル化。
- メモリ―機能を有し、電圧・周波数・レンジ設定を1組として3組の登録・呼び出しが可能。
- 出力電圧が可変できます。0~140/280(単相)
- 出力容量は250VA(CVFT1-250HA)から10KVAまであります。(力率0.85~1)
- 単相出力と三相出力(三相四線式)のシリーズがあります。
- 出力周波数(正弦波)が可変できます。 10~99.9(0.1Hzステップ)/1000Hz(1Hzステップ)。※45Hz未満は出力制限があります。
- きれいな正弦波電圧を出力します。 歪率0.5%以下(45.0~99.9Hz)
- 商用電源から出力を絶縁します。
- 外来ノイズを減衰します。
- 定電圧安定化電源装置として使用できます。 出力安定度 ±0.6%以内
- RS232Cのインターフェイス標準装備(GB-IBはオプション)
- 出力周波数1kHz以上のカスタマイズも可能です。
※ L(誘導性)、C(容量性)負荷が接続された場合、出力OFFでも電圧が発生する事がございますので、
このような負荷を接続してご使用される場合には別途ご相談下さい。
※ CVFT-Dシリーズは負荷力率と運転時間により、流せる電流に制限があります。
連続運転の場合の負荷力率と出力電流率(定格電流に対して最大流せる電流の率)を下記に示します。
力率85%以下では、電流を抑えて使用する必要がありますので、負荷の力率を確認ください。
形 名 | CVFT□-D〇〇〇 □:1(単相)/3(三相) 〇〇〇:容量(VA) | |
入力電圧 | 1kVA以下・単相AC100V±10% 3kVA以上・三相AC200V±10% |
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入力容量 | 単相入力:定格容量の約2.5倍 三相入力:定格容量の約2倍 |
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出力電圧 |
単相 0~140/0~280V(2レンジ) 三相 0~240V(線間電圧です。相電圧は138.6Vになります) |
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負荷力率 | 0.8~1 (遅れ) | |
出力電圧安定度 | ±0.6%(45.0~99.9Hz) ±1%(100~499Hz) ±2%(500~1000Hz) | |
周波数可変範囲 | 10.0Hz~99.9Hz(0.1Hzステップ)、100~1000Hz(1Hzステップ) ※45Hz未満は出力制限があります。 |
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周波数安定度 | ±0.01% | |
周波数表示 | 10.00~1000Hz 確度±1digit デジタル表示 |
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電圧波形歪率 | 0.5%(45.0~99.9Hz) 1.5%(100~499Hz) 2.5%(500~1000Hz) | |
周波数振幅特性 | ±1%(45.0~99.9Hz) ±2%(100~499Hz) ±5%(500~1000Hz) | |
相誤差 三相出力の場合 |
45~99.9Hz±2°以内 100~1000Hz±4°以内 |
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効率 | 約60% | |
保護 | 垂下特性(継続過負荷及び短絡に対して4秒以下にてライン遮断) | |
通信機能 | RS232C標準装備(GP-IBはオプション) 通信インターフェース取扱説明書のダウンロード(PDF) |
<シリーズ一覧>
単相出力 形 名 |
出力仕様 | 入力仕様 | 外形寸法・質量 | ||||||
容量 | 出力電圧 (V) |
最大電流 (A) |
出力周波数 (Hz) |
相数 | 入力電圧 | 入力周波数 (Hz) |
寸法 (W)×(H)×(D) |
質量 (Kg) |
|
CVFT1-D500 | 500VA | 0~140/280 | 3.57/1.78 | 45.0~1000 |
1 | 100V±10% | 50/60 | *430×220×405 | 31 |
CVFT1-D1000 | 1kVA | 0~140/280 | 7.14/3.57 | 45.0~1000 |
1 | 100V±10% | 50/60 | *430×220×405 | 39 |
CVFT1-D3K | 3kVA | 0~140/280 | 21.4/10.7 | 45.0~1000 |
3 | 200V±10% | 50/60 | 475×790×540 | 170 |
CVFT1-D5K | 5kVA | 0~140/280 | 35.7/17.8 | 45.0~1000 |
3 | 200V±10% | 50/60 | 555×850×580 | 260 |
CVFT1-D10K | 10kVA | 0~140/280 | 71.4/35.7 | 45.0~1000 |
3 | 200V±10% | 50/60 | 655×1280×680 | 480 |
* ラックマウントアダプタ取付可能です。(オプション形名:OP4) |
三相出力 形 名 |
出力仕様 | 入力仕様 | 外形寸法・質量 | ||||||
容量 | 出力電圧 (V) |
最大電流 (A) |
出力周波数 (Hz) |
相数 | 入力電圧 | 入力周波数 (Hz) |
寸法 (W)×(H)×(D) |
質量 (Kg) |
|
CVFT3-D500 | 500VA | 0~240 | 1.2 | 45.0~1000 |
1 | 100V±10% | 50/60 | *430×220×405 | 32 |
CVFT3-D1000 | 1kVA | 0~240 | 2.4 | 45.0~1000 |
1 | 100V±10% | 50/60 | *430×220×485 | 42 |
CVFT3-D3K | 3kVA | 0~240 | 7.2 | 45.0~1000 |
3 | 200V±10% | 50/60 | 475×790×540 | 170 |
CVFT3-D5K | 5kVA | 0~240 | 12 | 45.0~1000 |
3 | 200V±10% | 50/60 | 555×850×580 | 260 |
CVFT3-D10K | 10kVA | 0~240 | 24 | 45.0~1000 |
3 | 200V±10% | 50/60 | 655×1280×680 | 480 |
* ラックマウントアダプタ取付可能です。(オプション形名:CVFT3-D500用はOP4、CVFT3-D1000用はOP5) ※出力電圧の240Vは線間電圧です。相電圧は138.6Vになります。 |