東京精電の環境への取り組み
■環境の位置づけ
近年、地球温暖化・資源枯渇・廃棄物処理など地球的規模での環境問題が
クローズアップされ、従来の大量消費・大量廃棄型から資源循環型で、且つ
“環境負荷の低減に一致邁進する” 経済社会システムへの移行が大きな潮流と
なっております。
こうした中、東京精電では環境マネジメントマニュアル及び環境宣言を制定して、
企業活動のあらゆる段階で“環境負荷の低減”に積極的に取り組んでおります。
またRoHS指令など様々な指令や法令の遵守を目的に、調達資材に対する“指令・法令等の
適応審査と登録制度”を調達基幹システムに組込むことにより、“グリーン調達システム”
を構築しました。
■環境負荷低減への取り組み
東京精電は“環境負荷低減への取組み制度”として、1997年10月に京都における
行政・市民・事業者・学識者の参加と協働で策定された、環境と共生する持続型社会づくりに
向けた行動計画「京(みやこ)のアジェンダ21」の推進組識である「京のアジェンダ21
フォーラム」が活動の一環として作成された京都版環境管理認証規格KES(京都・環境
マネジメントシステム・スタンダード)を導入しました。
(*アジェンダ21: 21世紀の地球環境を守るための世界中の人類共通の課題 )
■環境美化活動
東京精電は環境美化活動として、毎月工場周辺の清掃を行っています。
■グリーン調達への取り組み
『グリーン調達』・環境という価値を創り出せる企業へ
For our Future
TOKYO SEIDEN Co.LTD
東京精電株式会社が定めるグリーン調達とは…
「EUによる2つの指令」に対処する事で、本格化した環境対応です。
- RoHS指令…有害物質使用制限に関する指令2007年7月1日以降に欧州市場に提供される機器には、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭素化ビフェニル、ポリ臭素化ジェニルエーテルの6物質を有害物質として、含有してはならないという規定です。
- WEEE指令…廃電気電子機器の法規制指令RoHS指令と共に、2003年2月13日にEUが公布した、電気電子機器の廃棄物の回収、再利用、リサイクルをメーカーに義務付ける規定で、種別により再生、再利用・リサイクルの目標達成率を定めています。
東京精電株式会社の取組み…地球に優しい商品づくり
- 購買活動の一環として『グリーン調達』を優先方針として行います。
1)製品の開発、製造、販売において、東京精電株式会社が定める『使用禁止 物質』の不使用を行います。
2)『化学物質含有量調査』の実施と、データ構築を行います。 - KES(京都・環境マネジメントシステム・スタンダード)を推進いたします。
- 廃棄物の削減に向けた、地域活動に積極的に参加を行います。以上の取組みにより、環境循環型企業を進め、環境負荷を低減した製品のご提供を遂行いたします。
■環境への取組
2013年より再生可能エネルギー発電の一つとなる太陽光発電を導入いたしました。
導入当初より継続して年間約60,000kwhの電力量を生み出しています。
持続可能なC02排出量削減に貢献する活動を10年むかえた今も継続してすすめていきます。