抵抗負荷装置(RRシリーズ)
●単相交流、三相交流の強制空冷式(※)の負荷抵抗器です。
 直流を印加することも可能です。ただし、通電中に電流設定スイッチを切ることはしないでください。
 直流を印加し、かつ通電中に電流設定を切り替える場合は、オプションの直流対応を指定してください。
 直流対応オプションでは、スイッチを直流対応スイッチに変更することで対応いたします。
●用途:各種電源(交流発電機、直流発電機、溶接機、電池、静止形電源、その他)の負荷特性試験など
  各種スイッチ(電磁接触器、電磁開閉器、リミットスイッチ等)の開閉、遮断動作試験など
●定格容量は連続定格の値です。
●単相用は、摺動抵抗器(下記回路図のVR部、別売)を接続することで電流ステップ以下の電流も可変できます。
※自然空冷式の対応も可能です。

回路数 電圧 定格容量 電流値 分解能 形名
単相 AC100V
DC100V
2kW 0~20A 2A(0.2kW)ステップ RR1-2K
3kW 0~30A 2A(0.2kW)ステップ RR1-3K
三相 AC200V 3kW 0~8.7A 0.58A(0.2kW)ステップ RR3-3K
6kW 0~17A 1.44A(0.5kW)ステップ RR3-6K
12kW 0~35A 2.89A(1kW)ステップ RR3-12K

rr1-2k   rr3-12k
        RR1-2K回路図                    RR3-12K回路図
             (スイッチの数字は電力値を表しています)

回路数 定格容量 電圧 電流値 分解能 形名
単相2線/
単相3線
4kW AC/DC100V 0~40A 0.1A(10W)ステップ RR2-4K
AC/DC200V 0~20A 0.05A(10W)ステップ
6kW AC/DC100V 0~60A 0.1A(10W)ステップ RR2-6K
AC/DC200V 0~30A 0.05A(10W)ステップ

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                           RR2-4K回路図

☆抵抗の選択を外部から設定できる「外部制御タイプ」も製作可能です。
 製作例は  ←こちらをクリックしてご確認下さい。  <ご注意>
 1.外部制御タイプはAC負荷で使用ください。
  DC負荷として使用した場合、通電中に回路オフになると内部のリレーが焼損する可能性があります。
 2.抵抗負荷を切りかえるリレーや電磁接触器の接点は摩耗部品です。
  接点の寿命は直流印加や開閉回数などお客様の使用条件により異なりますので、
  接点の溶着や焼損は保証期間内であっても有償修理対応となります。

力率可変負荷装置(RLCシリーズ)
●単相、三相用の強制空冷式の力率可変負荷装置です。
 全て交流用です。直流は印加できません。形名の「AC」はAC専用であることを示します。
●用途:各種電源(交流発電機、直流発電機、溶接機、電池、静止形電源、その他)の負荷特性試験など
●定格容量は連続定格の値です。
●一定力率で電流可変が容易に行えます。また、L負荷とC負荷は、それぞれ独立して設定できます。
●遅れ力率及び進み力率0.1~1.0の範囲で連続的に可変することが出来ます。
 ※周波数によりL負荷とC負荷の最大容量が変わります。例えば、定格容量1kVAの場合
   50Hz時は、L負荷:1.2kVA、C負荷:1kVA
   60Hz時は、L負荷:1kVA、C負荷:1.2kVA となります。

回路数 電圧 定格容量 電流値 形名
単相 AC100V 1kVA 0~10A RLC1-1KAC
2kVA 0~20A RLC1-2KAC
3kVA 0~30A RLC1-3KAC
AC200V 2kVA 0~10A RLC1-2KAC-200V
4kVA 0~20A RLC1-4KAC-200V
8kVA 0~40A RLC1-8KAC-200V
※三相 AC200V 3.5kVA 0~10A RLC3-4KAC
7kVA 0~20A RLC3-8KAC
10.5kVA 0~30A RLC3-12KAC
16kVA 0~45A RLC3-18KAC

RLC1b RLC3d
      RLC1シリーズ回路図                  RLC3シリーズ回路図