◆概要
 本装置は、インダクタに高周波リップル電流を印可し、鉄損・銅損を実際に発生させ、
 コアの特性を含むインダクタの特性を評価する電源装置です。

◆特長
 ・入力電圧の設定(通電可能電圧:70V~250V)によりインダクタへの印加電圧を決められるため、
  リップル電流の大きさ(鉄損)を変えることが可能です。
 ・リップル周波数(インダクタ印可)は、5kHz~50kHz(0.1kHzステップ)まで可変できます。
  直流電流は0A~150A(0.1Aステップ)まで可変できます。
 ・回生機能で小電力です。

外観写真

 

 

【回路ブロック図】

回路図

 

 

 

【試験波形】

波形L025

 

波形L07

 

波形L14

 

◆製作仕様例

図番 PS-HC0090
インダクタ印加側
直流電圧 DC70~250V(インダクタ印加電圧)
※フロント部電圧調整器により手動にて可変。
直流電流 5A~150A 0.1A ステップ
※0A~5Aの設定は可能ですが、精度保証は致しません。
リップル周波数 5kHz~50kHz 0.1kHz ステップ
リップル電流 最大 100Ap-p
インダクタンス 0.1mH~2.0mH
入力電源
電 圧 三相 AC200V±10%
周波数 50/60Hz
容 量 10kVA