東京精電の工場・製造ラインについて紹介します。
ハンダ付け作業
ハンダ付けの作業は特に電気機器製品を製作する現場において無くてはならない技術の一つです。 プリント基板に実装する電子部品等ハンダ付けの良し悪しが製品の性能や品質に影響します。
どんなに優れた電子部品が搭載された製品でも、ハンダ付けひとつで製品の信頼性を落とし欠陥製品と 判断されてしまう可能性があります。ハンダ付け作業はどうしても人間の手作業が入り不良が起こりやすいため当社では、手付けで行うハンダ付け作業は特殊作業と定め、社内認定制度になっております。
現在は有資格者12名の作業員が在籍しており、力量はスキルマップによって管理され、それを基に教育訓練を行うことで力量の維持と向上に努めております。
品質管理活動として
1.電子部品は静電気に弱いので、工場内での静電気対策も万全を期しており品質を維持しております。 (導電性カラーマット上での作業、リストストラップ着用及びテスターチェック、静電対策工具の使用)
2.ハンダゴテの温度管理ハンダゴテは使用前に温度を測りその数値をチェックシートに記載しています。
3.ハンダ槽の温度管理・・・品質に影響が出ないように使用前に温度、フラックスの比重を測りその数値をチェックシートに記載して品質管理を行っています。
基板実装部品について
小型部品だけでなく、大型部品(トランス、チョークコイル、電解コンデンサ、ヒートシンク等)の実装も取り扱っております。
大型部品実装基板例 |
圧着作業
圧着作業は人間の手作業が入り不良が起こりやすいため当社では、特殊作業と定め、社内認定制度になっております。現在は有資格者12名の作業員が在籍しており、力量はスキルマップによって管理され、それを基に教育訓練を行うことで力量の維持と向上に努めております。
品質管理活動として
1.圧着工具は校正管理(期限:1年間)されております。
2.圧着工具を使用する際に「使用前点検チェックシート」を運用してでラチェット機構に異常がないか、部品の弛み欠落がないかを確認しております。