LANインターフェイスの提案
◆用途
1.工場設備(生産ライン)にある複数の電源や試験装置をHUB経由で一括管理。
①試験データや試験プログラム等を1台のPCで集中管理することができます。
②LANケーブル接続ですので、接続距離の制限がありません。
(RS-232C:10m程度、GP-IB:20m、USB:最大140m程度)
③PCにLANのコネクタが1個あれば、接続機器の数に制限はありません。
(RS-232C:1接続毎に1コネクタ必要、GP-IB:15台、USB:127台)
2.リモートパネル
電源・試験装置を離れて制御することができます。
PCからの操作画面の一例を示します。
◆プロトコル仕様 (通信手順、操作方法)
1.仮想COMポート制御
・PCに「仮想COMポートドライバ」というソフトをインストールしてください。
(インターネット上で無償ダウンロードできます。)
・LAN接続された装置をRS232Cに接続されているように制御できます。
これまでRS-232Cで作成したソフトもCOMポート番号を変更するだけで対応可能です。
・最大256台の装置を制御可能ですので、複数台の一括管理に最適です。
2.HTTPによる制御
・IEなどブラウザで制御するモードです。PC側のソフトを作成する必要がありません。
・「リモートパネル」のような操作となります。。
・操作画面については、お客様の要望にあわせてカスタマイズも可能です。
3.その他の制御
シーケンサ(PLD)からの制御や、SNMPプロトコル(MIB)での制御、あるいは
SMTPを用いて装置に異常が発生した場合、あらかじめ登録しておいたメールアドレスへ、
異常内容を通知するなど、お客様の要望にあわせてカスタマイズ設計も行います。
◆こんなところにお勧め
①安全面から、電源・試験装置と操作盤を分けたい場合。(リモートパネル)
②制御室と電源・試験設備が離れている場合。(部屋が別)
③制御する機械がたくさんある場合。
◆その他
以下の対応につきましては、お客様の要望により開発いたします。
①無線LAN(IEEE 802.11 b/g/n)への対応
②LXIインターフェース(LAN版GPIB)への対応
③エコーネット規格対応
ホームセキュリティやホームヘルスケアの高度化に対応するため、家電機器の遠隔制御/モニタ
リング等に活用できるホームネットワークの基盤ソフトウェアおよびハードウェアの規格です。